2009年10月27日火曜日

【天皇賞・秋】叩けばウオッカ!今年も主役


2009.10.27 05:05
【天皇賞・秋】叩けばウオッカ!今年も主役
休養明けを1戦するとガラッと変わる傾向があるウオッカ【フォト】

 11・1天皇賞(秋)に史上2頭目の秋連覇&史上8頭目のGI7勝をかけてウオッカが出走する。前哨戦の毎日王冠で 2着に敗れたが、昨年は同レース2着から見事に巻き返している。GIホース9頭というハイレベルのメンバー構成。休み明けを1戦するとガラッと変わるウ オッカの逆襲に注目だ。

叩かれて女は強くなる! 女傑ウオッカが昨年と同じく毎日王冠2着から天皇賞連覇に挑む。

 集まった7万の観衆があ然とした毎日王冠での敗戦。単勝1.3倍の断然人気に推されたが、前年と同様に不得手な逃げるレースを強いられ、徹底マークされる厳しい展開になってゴール前でカンパニーに差されてしまった。

 だが、ウオッカの特徴は出走するたびに調子を上げること。圧勝したダービーはシーズン4戦目だった。昨年も毎日王冠2着後一変。天皇賞(秋)でライバル・ダイワスカーレットとの激しい叩き合いを2センチ差で制し、3年ぶり14頭目の牝馬の天皇賞馬に輝いた。

 「前走から10日で調教で速い時計を出せましたから、本当にすごい馬ですよ。1回レースを使って状態が上向いてくるのはいつもと同じ。上積みは間違いなくあると思います」

  栗東トレーニングセンターが全休日の26日、酒井調教助手は馬の様子を見て、前走以上の状態にあることを確信した。毎日王冠から10日後となる先週の21 日に坂路で800メートル52秒5と、本番直前のような好タイムを楽々とマーク。25日にもCWコースで3頭併せの調教をして、軽快な動きを見せた。

  毎日王冠のように先頭に立って走ると気を抜いてしまう面があるが、今回は問題ない。昨年の皐月賞を逃げ切ったキャプテントゥーレなどを前に置いて走ること が可能。そうなれば02、03年のシンボリクリスエス以来、史上2頭目の天皇賞・秋連覇と同時に、シンボリルドルフ、ディープインパクトなどの歴史的名馬 に並ぶGI7勝目が現実味を帯びてくる。

 以前、年内引退がアナウンスされたが、春の安田記念を勝った後、現役続行を示唆した谷水雄三オー ナーは「武豊騎手が『さらに進化している』と言ってくれている。まだこれ以上があるのかとワクワクしますね。現役を続行するかどうかは、今年の競馬が終 わってから」と女傑をできるだけ多くファンの前で走らせたい考えに変わってきた。

 まずは秋の盾連覇。そしてジャパンCへ。史上最強の牝馬の挑戦が新たな歴史の1ページを刻むに違いない。




2009年10月25日日曜日

【菊花賞】関東馬の番!フェスタから夢馬券


2009.10.25 05:08
【菊花賞】関東馬の番!フェスタから夢馬券
水戸正晴記者が惚れ込むナカヤマフェスタ。秋初戦のセントライト記念を快勝した素質馬が、長距離輸送を乗り越えて8年ぶりの関東馬Vを狙う【フォト】

 牡馬クラシックのラスト1冠・菊花賞。水戸正晴記者は〔8〕枠(16)番ナカヤマフェスタに自信の◎だ。ダービーは 絶望的な位置から猛然と追い上げて2着馬とは0秒1差。秋初戦の前走セントライト記念を圧勝し、能力の高さを示した。水戸記者は万馬券を連発中で、先週の 秋華賞は3連単4640円を◎▲〇と本線でズバリ。フェスタは前日最終で990円の単勝4番人気。混戦模様の菊で、夢馬券をゲットだ!

西高東低の勢力図になって久しい。菊花賞に限ったことではないが、関東の競馬ファンは地団駄を踏む思いだろう。その関東の期待を一身に担う(16)ナカヤマフェスタが本命だ。大仕事を為し得ると信じるからだ。

  ダービーでも期待を込めた。しかし、その前走・皐月賞(8着)が蹄の不安明けで不本意な成績に終わったことが少し尾を引き、本来の姿に戻りきっていなかっ た。極悪馬場に脚も取られた。それでも前々で決まった緩い流れの中、4角最後方に近い位置から最速の上がりで2着リーチザクラウンと0秒1差の4着。並の 馬でないことは明白だ。

 この馬を見ると1972年の菊花賞を制したイシノヒカルを思い出す。当時はタイテエム、ランドプリンス、ロング エースの「関西3強」が鉄壁の布陣を敷いていた。付け入る隙がないと見られた敵陣へ、関東の期待を背負って殴り込んだ。前脚が外向して仕上げにくく、調教 替わりに使ったオープン戦(〔1〕着)からの連闘だった。「お前さんのところが挑まなかったら関東馬の名が泣くと言うもんだ」と他厩舎から背中を押されも した。そして3強を粉砕した〔右〕。

 フェスタにその名馬がダブって見える。勝負根性が同じように際立っているからだ。セントライト記念で 復活したが、この中間さらに良化していると言う。「皆さん誤解しているようだけど、一見うるさそうでいて、装鞍所で鞍を置くまで借りてきた猫のように大人 しい。それに心肺機能が際立って強い」(堀内調教厩務員)。関西までの初の長距離輸送は心配無用というのだ。ならば実績通り力を信用するだけ。シアトリカ ル(GI6勝)、パラダイスクリーク(GI4勝)などが近親にいる良血。01年マンハッタンカフェ以来、8年ぶりに関東馬が王座に就く番だ。(水戸正晴)

2009年10月23日金曜日

【菊花賞】リーチ渾身仕上げ!武「一番いい」

2009.10.23 05:11
【菊花賞】リーチ渾身仕上げ!武「一番いい」
坂路を軽快に駆け上がるリーチザクラウン。あまりの動きの良さに手綱を取った武豊騎手も「今までで一番」と称賛。最後の1冠でリーチ一発ツモ!=栗東トレセン(撮影・榎本雅弘)【フォト】

 ユタカ絶賛! 牡馬クラシック最終戦・菊花賞の追い切りが22日、滋賀・栗東トレセンで行われた。ダービー2着馬 リーチザクラウンは坂路4ハロン51秒7、しまい1ハロン12秒0を馬なりでマーク。併せた相手を4馬身引き離した。主戦の武豊騎手は「今まで乗った中で 一番いい」と大満足。枠順は〔5〕枠(9)番と好枠ゲット。黄色の帽子で菊の大輪を目指して攻める。

「今まで乗った中でも一番いい動きだった」。

 菊花賞歴代トップの4勝を挙げた武豊騎手が、追い切りで手綱を取ったリーチザクラウンから絶好の感触を得た。神戸新聞杯をひと叩きした素質馬が最後の1冠獲りに渾身の仕上げで挑む。

  まだ夜も明け切らぬ午前6時。滋賀・栗東トレセンの坂路で、リーチはツルマルノホシ(牡3、500万下)を2馬身ほど先行させて追い切りを開始。徐々に加 速して2ハロン~3ハロン目で楽に外から並びかけると、残り400メートル付近から持ったままでギアチェンジ。一完歩ごとに僚馬を引き離して4ハロン51 秒7-37秒6-12秒0(馬なり)で4馬身先着。1ハロンごとに確実にラップを詰めながらもお釣りを残すという理想的な形で態勢を整えた。

 「併せ馬でも力む面は全くなくスムーズで、こちらの思い通りの調教ができました」。そう話す橋口弘次郎調教師は、96年ダンスインザダーク、03年ザッツザプレンティで菊2勝。今回、勝てば池江泰郎調教師と並び現役最多の3勝となる。

  神戸新聞杯は予想外の18キロ減。最後はイコピコに差し切られたが、2着は確保した。「正直“何でこんなに減ったんやろ”と思った。今回あんなことはない と思う。うまくペース配分しても3000メートルを逃げ切るのは相当な能力がないとできないが、あの馬の性格からして番手に付けて行くのは考えづらいし ね」。橋口師は今回も逃げに徹する腹づもりだ。

 春はアンライバルド、ロジユニヴァースとともに『3強』と言われ、2頭はそれぞれ皐月賞、ダービーの栄冠を獲得した。リーチは京都コースはGIIIきさらぎ賞勝ちを含め【2・1・0・0】。「最後の1冠は何が何でも期待に応えたい」と橋口師も闘志を燃やす。

 過去10年の菊花賞でダービー2着馬は8頭が出走し3頭がV。96年のダンスもダービーは2着だったが、菊を制した。ユタカを背にしたリーチザクラウンが、ラスト1冠を果敢な逃げで獲りに行く。

2009年10月22日木曜日

【菊花賞】イコピコてっぺんまで突き抜ける!

2009.10.22 05:06
【菊花賞】イコピコてっぺんまで突き抜ける!
イコピコは坂路で絶好の動きを披露。レコード勝ちした神戸新聞杯を上回る状態に仕上がった=栗東トレセン(撮影・榎本雅弘)【フォト】

 栗東では前哨戦の神戸新聞杯をレコードVのイコピコが坂路単走で4ハロン52秒1、12秒4でフィニッシュ。ラスト1冠獲りに向けて陣営の気迫を感じさせた。

 春のクラシックに出走できなかった無念を菊の舞台で晴らす! 神戸新聞杯を2分24秒2のレコードで快勝したイコピコが、坂路4ハロン52秒1の好タイムで駆け上がり最後の1冠獲りを強烈にアピールした。

  午前7時20分、イコピコは調教パートナーの酒井騎手(実戦は四位騎手)を背に坂路に登場。前半から13秒9→13秒2と快調なペースでグイグイと登坂。 残り400メートル手前から鞍上がGOサインを出すと、馬体をスッと沈め、“これでもか!!”と言わんばかりに後肢でチップを豪快に蹴り上げる。ゴール手 前で左ムチが一発入ってもフォームを崩すことなく、全身を一杯に使って真っ直ぐに伸びる。4ハロン52秒1-38秒2-12秒4のハードトレを敢行した。 数字以上に中身の濃い内容は15点満点の『S』評価だ。

 「道中もしっかりラップを踏んで終いを伸ばすように指示。いい調教ができたし、 100点満点です」。会見に臨んだ西園調教師は満足気な表情を見せる。前走のレコードVから中3週。激走の反動も気になるところだ。「前走は次元の違う脚 を使ってくれたので、1週間ぐらいは少し疲れを見せたが、しっかり回復させて一番いい状態に戻っている。賢い馬なので自分でオンとオフとの切り替えができ るし、レースが近づけば自分で体も造る。ダービーに出られず、悔しい思いをしたからね。ここで力を発揮できればチャンスはある」とラスト1冠奪取に執念を 燃やす。

 コンビを組む四位騎手はレッドディザイアで牝馬3冠のラストを快勝。「長丁場なので道中の折り合い次第」と一昨年のアサクサキングスに続く2度目の菊制覇と2週連続GI勝ちを目論む。

 ハワイの言葉で『頂点、てっぺん』を意味するイコピコ。01年の菊花賞馬父マンハッタンカフェから受け継いだスタミナと自慢の瞬発力を駆使して淀の舞台で頂点を極める。


2009年10月19日月曜日

【秋華賞】レッドディザイア、ハナ勝った!


2009.10.19 05:07
【秋華賞】レッドディザイア、ハナ勝った!
2冠で2着に泣いたレッドディザイア(中央)が四位洋文騎手のムチに応え、外のブエナビスタ、内のブロードストリートを抑え、悲願のタイトルをもぎ取った=京都競馬場(撮影・山田喜貴)【フォト】

 第14回秋華賞(18日、京都11R、GI、3歳牝馬オープン国際、馬齢、芝・内2000メートル、1着本賞金 8900万円=出走18頭)牝馬3冠最終戦は、四位洋文騎手のレッドディザイアがゴール前の壮絶な叩き合いを制し、悲願のGIタイトルを獲得。1分58秒 2(良)。次走のエリザベス女王杯でGI連勝を目指す。6年ぶり史上3頭目の牝馬3冠を狙った1番人気のブエナビスタはハナ差2位に入線したが、ブロード ストリートへの走行妨害で3着降着。ブロードが2着に繰り上がった。

桜花賞、オークス2着の雪辱、ライバル打倒の執念がラスト1冠を引き寄せた。レッドディザイアが念願のGI初制覇。秋を迎え、ようやく勝利の女神は振り向いた。

 「3冠の最後だし、相手を気にせず攻めの競馬をした。スタッフを含め、今までみんな悔しい思いをしてきたから、勝てて本当に良かった」

 あと1歩に泣いた春の屈辱をやっと晴らせた。四位洋文騎手が安堵の笑みを見せている。

 京都の内回り2000メートルは、展開次第で結果に紛れの生じる舞台。「後ろからの競馬だと脚を余す可能性があるから」。レース前に四位は松永幹夫調教師と作戦を立てた。いつもの後方からの形を捨てて、意識的に中団で運んだ。

  馬場の内側だったが、進路は開いている。4角手前では絶好の5番手。スムーズな立ち回りで直線へ。後ろからブエナビスタが迫る。「オークスと同じ形になっ てドキドキした」と四位。今度は負けない! 歴史に残る死闘を上がり3ハロン34秒5の末脚で完封。ゴールでは7センチ前に出ていた。

  「ありがとうございます」「ありがとう」。四位と松永幹調教師が、すがすがしい顔で言葉を交わす。トレーナーにとって初のビッグタイトルが、秋華賞と は…。騎手時代の13年前、調教中の事故で腎臓を損傷し、療養生活から復帰したばかりで制した思い出のレース(ファビラスラフイン)。強い運命を感じずに はいられない。

 「オークスは負けたと思ったけど、今回はブエナに勝ったと思った(笑)。いつか負かしたいと思っていたからね。よく頑張ってくれた」

 次はエリザベス女王杯(11月15日、京都、GI、芝・外2200メートル)が視野に入ってくる。「今度もブエナが使うレースに使いたい」。開業3年目、42歳の若きトレーナーが、再戦を熱望する。火花散る女王同士の争いは、まだ終わらない。(宇恵英志)

★入場・売上

  秋華賞の売り上げは146億2695万1600円で前年比101.5%と僅かながらもアップ。今年のGIではフェブラリーS、桜花賞に次ぎ久々の売り上げ 増を記録した。やはり“2強”対決がファンの興味を引いたと推測できる。同様に京都競馬場の入場人員5万1251人も前年比109.8%とアップした。

2009年10月18日日曜日

【秋華賞】ブエナビスタ本命!3冠女王に君臨


2009.10.18 05:09
【秋華賞】ブエナビスタ本命!3冠女王に君臨
ブエナビスタ【フォト】

 《本紙の狙い》ブエナビスタを本命に推す。春は圧巻のレースぶりで2冠を達成。同世代の牝馬相手には無敗で、その実 力は抜きん出ている。札幌記念(2着)後、右前脚に蟻洞(ぎどう=蹄に空洞ができる)を発症したが、症状は軽く、回復は早かった。最終追い切りでは素晴ら しい伸び脚を見せており、状態面の心配はない。京都の軽い芝向きで、流れに乗れれば、内回りでもOK。堂々たるレースぶりで3冠を達成する。2冠とも2着 のレッドディザイアが相手の筆頭。余裕残しの仕上げだったローズS(2着)を使われ、最高潮の状態に仕上がっている。ブロードストリートが▲。前走の反動 はなく、内回り向きの器用さがあるのは魅力だ。

★最新ナマ情報

 その名を歴史に刻むべく、(3)ブエナビスタが完璧な最終調整で3冠へ好仕上がりを見せた。午前4時の開門直後に栗 東坂路1本を軽いキャンターで駆け上がった。「前日も変わらずいつの通りの調整。昨日(16日)もそうだったが、ここまで気合が乗っているのは珍しいな」 と松田博調教師は気迫満点の愛馬を頼もしく感じる。「体は締まって、トモの張りもいい。あとはジョッキー(安藤勝騎手)に任せるだけ」とトレーナーは最高 の仕上げであることをアピールした。

 武豊騎手が騎乗する(4)ミクロコスモスは、朝一番の午前4時にPコースを軽いキャンターで流した。 「とても順調にこれたし、精神的にもいい雰囲気を保っています」と清山調教助手は目標のレースに最高のデキで出せると胸を張る。昨年の勝ち馬と同じ4番枠 で、ユタカマジックが炸裂するかもしれない。

 最後の1冠奪取を狙う(5)レッドディザイアが渾身の仕上げで挑む。先週はCWコース、今週 は坂路でビッシリ追われ、攻めを強化してきた。ハードな調教にもへこたれることなく前日は角馬場で入念に調整。適度に気合が乗って、馬体も迫力十分。“打 倒ブエナビスタ”へ態勢は整った。「状態は変わりなくいいです。距離も大丈夫だし、何も気にすることがありません」と松永幹調教師は自信を持って送り出 す。

 14日に京都競馬場に入厩している(2)パールシャドウと(15)ハシッテホシーノの手塚厩舎2頭は、ダートコースで軽い最終調整。 「落ち着きが出てきたし、早めの入厩は正解だった。枠も2番が当たったので、前で運んで粘りを生かしたい」とパールの滝口厩務員は好調をアピール。ハシッ テの藤井調教厩務員も「ここにきて落ち着きが出てきたし、カイバも食べるようになってきた」と早め入厩のメリットを強調した。

 手塚厩舎の2頭と同じく、14日に京都競馬場入りしている(7)ダイアナバローズは、ダートコースで軽く乗られた。「落ち着きがあって、ここまで体は減らずにきている。動きに硬さも見られないので、いい雰囲気で臨めそう」と八月朔日調教助手。

早めに栗東へ入厩して調整されている関東馬(10)クーデグレイスは、Pコースを軽いキャンターで1周。直前輸送の前走で14キロ減だったが、今は 体もふっくら見せている。「追い切りでほぼ仕上がっているので直前は軽めで十分。栗東から京都への輸送は苦にならないはず」と安川調教厩務員。昨年は同じ く栗東滞在のブラックエンブレムが勝ち、プロヴィナージュが3着と大波乱を演出した関東勢。前走10番人気で3着だったクーデグレイスが上位人気の一角を 崩せるか。

 オークス同様に3本の矢で挑む藤原英厩舎。ローズSを快勝した(12)ブロードストリートが勢いは一番だが、桜と樫で3着の (14)ジェルミナルの良化ぶりが目立つ。前日は角馬場からCWコースを半周して坂路へ。クビをグイッと下げ、集中力満点のダイナミックなフォームで好調 をアピールした。「使って良くなるタイプで上向いている。いい雰囲気だね」と藤原英調教師も納得の仕上がりだ。ブロードと(17)ワイドサファイアは角馬 場調整。「ブロードは雰囲気がいいし、馬体を良く見せる。春は体が寂しかった。ワイドはプレッシャーを与えずにレースが進められれば」とどちらも仕上がり に不安はない。

 馬体維持がカギの(16)モルガナイトは、坂路1本の最終調整。馬体を気にして調教を控えることなくこれた点は好感が持て る。体はスッキリと見せているが決して細いわけではない。音無調教師は「何とか前走(442キロ)と同じくらいで出せそうやな」とホッとした表情。「持っ ていた素質がようやく開花した感じだし、GIでもどこまでやれるか楽しみ」と期待の素質馬が初のGI舞台でどんな走りをするか。

2009年10月17日土曜日

【秋華賞】レッドディザイア、万全の状態

2009.10.17 05:09
【秋華賞】レッドディザイア、万全の状態
プールで運動するレッドディザイア【フォト】

 レッドディザイアは14日、滋賀県・栗東トレーニングセンターの坂路で併せ馬を行い、4ハロン50秒2の猛タイムで 2馬身先着。翌15日は厩舎周りの引き運動を1時間、16日はプールで調整と、春のオークス時と同じ過程でメニューをこなしている。「ビッシリと追ったの でこたえていないことはないと思うけれど、それぐらいに仕上げましたから。いい感じだし、いい状態で出せると思います。オークスの時も自信があったけれ ど、同じくらいのデキでしょう」と松永幹夫調教師は万全の状態に自信を漂わせた。午前9時に決まった枠順は3枠5番。「内の方がいいと思っていましたか ら。オークス(3番)もそうだったように、奇数枠の先入れでも問題はないですから」と歓迎ムード。「ブエナビスタと戦うのは本当に楽しみ」と“3度目の正 直”を意識している。